アニメーションとWEBサイトトップ用のイラストを制作させていただきました！
「地域包括支援センターのデザイン」プロジェクトについて
地域包括支援センターとは、高齢者の健康面や生活全般に関する相談を受け付けている、地域に密着した総合相談窓口です。
高齢者および高齢者を支える人たちが利用でき、 専門知識を持った職員が高齢者が住み慣れた地域で生活できるようにさまざまな相談に対応しています。相談できる内容は、日常生活でのちょっとした心配事から病気や介護、金銭的な問題や虐待など多岐にわたります。
「地域包括支援センターのデザイン」プロジェクトでは、地域包括支援センターのスタッフや広く対人支援に携わる方々が楽しく活動できること、ケアする－ケアされる関係を超えて共に豊かな暮らしを創り出していけることを目指して、人と人として出会い、つながりをつくるためのツールや研修を集め紹介しています。
「地域包括支援センターのデザイン」プロジェクト WEBサイトはこちら
アニメーション
■企画
今回制作したアニメーションでは、実際にあった事例をもとに地域包括支援センターのスタッフや高齢者を支えるまわりの人たちが、「ケアを受ける本人の意思を尊重できているのか」を考えるきっかけになること、また「ケアされる本人の気持ちに共感を持ってもらう」ことをねらいとし、ケアをうける主人公の目線でみた環境の変化や感情をメインにストーリーを構成しました。ゆるさのある優しい雰囲気の絵柄や登場人物の仕草、表情などの演出によりシリアスになりすぎないよう、コミカルな印象にまとめました。
■ヒアリング
福岡県大牟田市の地域包括支援センターにて、施設内や相談対応の様子を見学させていただきました。支援内容やスタッフが抱える課題などをうかがい、今回のアニメーション制作に反映しました。
■キャラクターデザイン
シリアスになりすぎず、柔らかさとコミカルな印象を出せるよう、長谷川町子さんや、いしい ひさいちさんの4コマ漫画のような味のあるキャラクターを目指しました。
■コンテ
絵コンテ、Vコンテを作成し、最終的な画面やテンポなど、完成イメージを共有しながら制作を進めました。
WEBサイトトップ用イラスト
WEBサイトトップ用の題字とプロジェクトのメインスタッフさんの似顔絵を書かせていただきました。
ゆるさのあるポップなイメージを目指しました。
